備忘録

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子宮内膜症治療でジエノゲストを飲み始めて大体2カ月半の記録

投薬での子宮内膜症治療が始まって大体三ヵ月が経過したので軽く記録しておきます。

いざ服用するとなった際に色々心配で、服用者さんたちののブログやnoteを参考にさせて貰ったりしたので、これもその辺りの一助になれば良いと思います。

 

前回の記事はこれ:

自覚症状ゼロから貧血を経て子宮内膜症診断をされた話 - 備忘録

 

現在「ジエノゲスト」という子宮内膜症治療剤を使用している。

朝夜食事後に1錠飲むだけなのだが、長期的に薬を飲み続けた経験がなかったのでそこに慣れるのがまず大変だった。

基本的に夕食が21時前後になるので、朝食の時に飲んでいたら12時間周期がずれるので会社についてすぐ飲むようにすることで調節。

絶対薬を忘れたという事態にならないように小さなジッパーバッグに包んで財布に予備を入れておく。ポーチは忘れる事があるので……。いっそスマホに埋めたい。

 

・飲み始め~一週間程度

貧血の鉄剤も一緒に飲んでいたのでどちらが原因かは分からないのだが、常に胸やけをしているような気持ち悪さが続く。その割にはしっかり食欲もあるのが厄介で、だるい重い気持ち悪いと思いながら食事をするのがとにかく虚無だった。

事前に注意されていた吐き気はなかった。

下腹部痛というよりも疼くような感覚が二日連続であったが、鎮痛剤を飲むほどではなかったので我慢。

 

・~一か月

生理後血が止まらない。なるほどこれが不正出血なのか。

とはいっても、いつもの経血を凝縮したような赤黒くてべたべたした血が少量出る。

軽い日用のナプキンで対応。

血が止まらない以外に体調に変化は無し。

婦人科でそのような事を話したら、薬は継続で大丈夫そうなのでと言われて3か月分纏めて貰う。薬代大体8千円なり。

 

・~二カ月

不正出血はずっとある。

飲み始めてから本格的な2度目の生理周期を迎える。

周期中は出血が多少は多い。2、3日目は不安で多めの昼用を当てていたが、ふつうの昼用で全く問題ない程度だった。

驚いたのはあれだけ酷かった生理痛が全くない事と、生理前に来るの強烈な眠気が消えた事。それから漏れる不安がないのでトイレに次にいつ行けるかヒヤヒヤすることもない。

「生理がこんなに楽になるなら不正出血のデメリットなんて些細な事じゃない……?」って思うぐらいには楽。

 

~2.5カ月

不正出血はずっとあるが量は少なくなってきた。出血というよりは、何かを当てるとべったりと付着するような感じ。とはいえやはりおりものシートでは不安なので、悩んだ末にパンティライナーに辿り着く。

定期血液検査の結果が出たが、数値が好転していた。「凄い! めちゃくちゃ良くなってる!」と喜んだものの、お医者さんに「これで普通の貧血くらいですね」と言われて現実に戻る。

そして何が原因かは分からないけれど、頭痛が消えたかもしれない。

以前は週4、5回飲んでいた頭痛薬がドライアイの目薬を差し始めて半分くらいに減ったが、ジェノゲストと鉄剤を飲み始めてからは更に減って、3か月のうち1回飲んだだけだった。

ジエノゲストの副作用で頭痛があるかもとは言われていたが、逆に消失したのは驚いた。

ずっと片頭痛だと思っていたが片頭痛ではなかったのかもしれない……?

それからもう一つ、これが良いことか悪いことかは分からないのだけれど、朝6時頃に自然と目が覚めてそこから二度寝も出来なくなってしまった。

寝起きのだるさは継続中なので、目覚めて30分くらいはやはりまだ起き上がり困難なのだが、目が冴えた状態でだるさと戦うのはわりと辛い。今までは半寝状態の意識が混濁とした中で怠い辛いと言っていたのが、意識がはっきりしている状態で怠い辛いと言っている状況になってしまった。何かを見たりするのも辛いので、ひたすらに目を閉じて身体が落ち着くのを待つ。これは貧血が治れば好転すると信じたい。

すっきり朝6時に起きられるようになるなら朝活をやりたい気がする。やるのはたぶん原稿だけど。

 

以上が投薬が始まってここまでの体調の変化になる。

延々と続いている副作用の不正出血は面倒だが(止まるらしいがその気配は今の所ない)、月に必ずやってくる死ぬほど辛い2~3日間が消失したのは大きい。

少なくとも、生理の辛さ<<<薬を飲む煩わしさ・薬代・副作用 なのは間違いない。